中国の電力不足

中国では今年の夏に深刻な電力不足に陥る可能性が高いそうです。

広東省の工場などでは既に週に1日が停電し、平日の電力負荷軽減のために週末操業を勧告されているようです。

中国では私が駐在していた2004年にも深刻な電力不足があり、全国的な節電活動が行われていたのを覚えています。

ところで、私はいつもこの話を聞くと疑問に思ってしまいます。
電力不足という割りには、無駄な消費が多過ぎる気がするのです。

例えば、上海に来られた方は分かると思うのですが、街中はライトアップやイルミネーションがあちこちで行われています。

高層ビルはもちろん、公園や大通りまで。
それがまた半端ではないのです。

高層ビルは上から下まで派手で、何色も色を使っていたり、点滅させてイルミネーションを変化させたり・・・。
公園も不必要に緑色とかのライトアップがされています。
大通りの両脇にも著名な方のデザインとかいうイルミネーションがどこまでも続きます。

観ている方は綺麗ですし、それが上海の発展や現代化の象徴なのだと思うのですが、裏側で電力不足で工場が動かないなどという話を聞いてしまうと、なんかあべこべな気がします。

中国の電力使用量の上昇速度は世界で類を見ない形で進んでおあり、将来に不安を覚えた政府が、電力供給能力向上のために、最近あちこちで発電所を建設していますが、その採算問題や送電能力が足りないなどの別な問題もあり、本格的な解決にはしばらく時間がかかりそうです。

その間、個人的には電気を大切に使って欲しいと思います。