フリーペーパーと言って、真っ先に思いつく冊子は、何でしょうか?
最近はあちこちでR25の宣伝をよく見かけますが、ホットペッパー含めリクルート社が出しているものが人気を集めている気がします。うちの会社が共同運営をさせていただく、本日サービスを開始した「あんふぁん」も幼稚園向けフリーペーパーのモバイルサイトです。
以前は、フリーペーパーというと、「求人系」・「不動産系」・「クーポン系」などのターゲットと広告主が明確な業種に限られていた気がするのですが、最近ではフランチャイズがある店舗は、レコード店であれ、携帯ショップであれ、マンガ喫茶であれ、レストランであれ、何かしらのフリーペーパーを出しています。
駅やコンビニによっては本当にたくさんのフリーペーパーを目にします。そういう意味ではフリーペーパー全盛期と言えるかも知れません。
フリーペーパーと言うと、かつてはあまりいいイメージが無かったのですが、最近はだいぶ変わったと感じます。
昔は、ブランドが無いところが有料では売りにくいため、ユーザーには無料として広告で賄うという印象が強く、製造コストを抑えるためにデザインも、紙質も粗末なもので、情報も全く広告主の都合で一方的な押し付け情報ばかりで、安かろう悪かろうのイメージがあったように思います。
今ではこれが無料なの?と疑うような、良質なペーパーで、カラー印刷で、充実した情報を含んだものを見かけるようになりました。いかにも広告だと分かる露骨な情報は少なくなり、客観的に見えるような工夫するなどして、情報源としても読み物としてもユーザーにとって有益なように作り上げられています。
私の知り合いが出している「クーポンランド」というクーポン雑誌は、タレントを表紙に起用するなどして高級感を出しており、構成も洗練された感がありますが、これは長年のノウハウだそうです。皆さんはホットペッパーとクーポンランドならどちらを手にしますか?
フリーペーパーは結局のところ、場所取りがすべてで勝負が決まるようです。つまりラックをおかせてもらえる場所を一箇所でも多く確保することが成功への道なのです。フリーペーパーのアイデアが優れていたり内容がいかに良いものであっても、リアルでのユーザーとの接点が不可欠ということです。
一方で、昔はターゲットが分かれていたことで棲み分けができていた有料誌とフリーペーパーですが、昨今のフリーペーパーの台頭により、既存の有料雑誌のビジネスモデルが崩れていていることは間違いないと思うので、各社は四苦八苦しているのではないかと思います。特にアルバイトの求人誌で有料のものは見かけなくなりました。
今後どんな意外性のあるフリーペーパーが出てくるのでしょうか?