昨日公務員のテーマについて書きましたが、人間誰しも小さい頃に「将来なりたかったもの」というのがあると思います。
私は幼稚園の頃から「歌手」になりたい、と思っていました(笑)。
母親が昔NHKラジオで童謡を歌っていたことも大きな影響を受けていたのかも知れません。
声も大きかったので向いていると勝手に思っていたのですが、私は変声期がとても遅くてずっとソプラノだったので、自分の声は好きではありませんでした。
両親は以前の『hirog』で触れたとおり、身体が小さくて動物好きの私には「騎手」が向いていると思っていたようです・・・。
中学生になってからは、「ひまわりの歌」(!?)という宇津井健さんが主演していた弁護士のドラマを見て、正義感の強かった私は、「弁護士」こそ自分の天職かも知れない、と勝手に思い、意味も無く日本国憲法全条を暗記したことがあります。
高校生のときには、「俳優」や「ボクサー」に憧れていました。
その後、ものづくりが好きでデザインにも興味があった私の理想は、工業デザイナー、そして建築家に辿りつきました。
経営にも興味があったことは事実で、ミサワホームに入社したときも、社長にはなりたいとは思っていませんでしたが、役員はやってみたいとは思っていました。
今考えると学生のときに、自分のやりたいことが明確に決まっている人の方が少ないし、自分のやりたいこと(願望)と自分にしかできないこと(適性)は一致しないことがほとんどです。
「やりたいこと」の根底には何があるのか、を突き詰めて考えていくと、比較的自分の求めているものが何かが見えてみて、選択肢の幅が広がると思います。
例えば私の場合は、「他の人よりも優れた」、「自分の持っているもの」を生かして、「他人に感動や影響を与えられること」となります。
これは、これまで述べた私がなりたかったもの、すべてに共通している部分でもあります。
そういう意味では現在やっていることも、そんなに離れたものとは言えなかったりします。
自分という個人単位で考えていたことを会社という組織に置き換えれば、「他の人よりも優れた」=「競争力のある画期的な」、「自分の持っているもの」=「会社のサービスや商品」、「他人に感動や影響を与えられること」=「ユーザーの生活を楽しく、豊かにする」という感じでつながるのです。
自分の就職先や将来を考えるとき、このような応用の思考をしてみると、夢を諦めずに現実的な選択肢を選ぶことができるケースが多いように思います。
就職ウンチクみたいになっちゃいました(笑)。