『fonfun』の主要サービスである『リモートメール』はPCのメールアカウント宛に届いたメールを読み書きするサービスということで、メイン市場はPCと携帯両方でインターネットを利用するユーザーと説明をしていました。
『fonfun』が初めて上場申請をしたのは2000年だった(市場の悪化により申請取り下げ)のですが、2000年初めの頃にはiモードユーザーはまだ500万人程度でし
たので、対外的にはこの市場はさほど大きくは無いと見られていました。
ところが今やそのユーザー数は5,000万人を超えています。
総務省のデータによると、2005年のインターネットユーザー数は8,529万人で、そのうちパソコンで利用しているユーザーは6,601万人、携帯電話やPHSなどの携帯情報端末で利用しているユーザーは6,923万人と、パソコンから利用しているユーザー数を超えました。
この6,923万人というのはインターネットユーザー数の81.2%にもなります。
そして、パソコン、携帯双方から利用するユーザーは4,862万人となっているほか、携帯のみから利用しているユーザーは1,921万人(22.5%)もいるのです。
これは何を意味しているかというと、これまでインターネットはPCという概念は既に古くなり、インターネットを語る場合に携帯は外せない、ということです。
先日の日経新聞1面にも、これに関連する記事が出ていましたが、携帯が主体となることで、我々が予想できない感覚、活用の仕方が生まれてきているのです。
分かりやすいところでは、アルバイトの情報はほとんどが携帯から得ていると思われますし、携帯をフル活用している学生の場合には、レポート提出まで携帯から書いて送る人が出てきているとか。
また、うちのスタッフの話によると、女子学生でパソコンからメールが送れることを知らなかった人もいるそうです。
携帯でネットの世界が完結するとき、携帯の果たす役割は極めて大きいものとなり、ビジネスは大きな変貌を遂げるかも知れません。
私は、携帯関連会社の社長をしていながらも、まだまだパソコンから抜け出していませんが、最近、携帯のみから利用するユーザーの感覚や利用動向を研究していかなければならないと思っています。