先日福岡の中学校で中2の男子生徒が「いじめ」を苦に自殺するという悲しい事件がありましたが、その環境は教師が作ったのではないかという議論も出てきてこの教師の責任を含め後を引きずっているようです。
「いじめ」は、いじめられる側には非が無いケースが多いと思うので、不条理な困った問題だと思います。
自分はいわゆる「いじめ」というのにはあったことはないのですが、高校時代のある時期に仲間にシカトされたことがあります(ある意味「いじめ」なのかな)。
私はサッカー部に所属していたのですが、とある事でドクターストップがかかり、しばらく練習を休まなくてはいけなくなりました。
そしたら同じ部の同級生が口を聞いてくれなくなったのです。
そのときはどうしてか自分でも分からなくて悩んだのですが、あとになって「ねたみ」だったということが分かりました。
当時私は1年生だったのですが、毎日早朝から夜遅くまで厳しい練習(といっても1年生はもっぱら雑用やボール拾い)をしていたので、「自分だけ逃げ出してずるい」と思われていたのです。
自分が望んでそうしているわけではないのに、同志だと思っていた人達にこのような対応をされたのは、とても悲しいことでした。
幸い、私は明るい性格だったので、すぐに他の部にも入部し、そこで新しい友達ができたのですが、今思い出しても人生の中で最も悲しい時期の一つです。
「いじめ」の動機には、自分より劣るものへの苛立ち、嫉妬、優越感を得たい、ねたみ、ストレスのはけ口、自分と違うものの否定、好きなものへの逆反応、など色々あると思うのですが、いずれにせよ「いじめる人」というのは、相手の気持ちを考えれない弱い人間なのだと思います。
逆に「いじめられた人」は、稀にいじめる側に回ってしまうケースもあるかも知れませんが、基本的には人の心の痛みが分かる人になると思います。
先日目にした、とある児童書に、世界中の子供はみな、
・安心して生きる権利
・自信を持って生きる権利.
・自由に生きる権利
という3つの権利を持っていると書いてありました。そして「いじめ」はこれらの権利を奪うものだと諭しています。
特に天真爛漫で感受性豊かな子供の心を傷つける行為は許しがたいと思います。
「いじめ」の対処法は、一筋縄ではいかないと思いますが、愉快犯の場合には「無視する」、権力を楯にしてくる人には「より上の人や他の人に相談する」、いじめが終わらない場合には「環境を変える、もしくは自分の得意な分野を開拓する」ことが賢明かと思います。
会社の中でも「いじめ」はあるようですので、気をつけなくてはなりませんね。