大志を持った社長

本日は新宿高層ホテルはとてもムーディーなラウンジで、とあるゲーム開発会社の社長さんと会っていました。
火曜日の平日だと言うのに、周りはお客さんがいっぱいで、特にカップルだらけで、中年男性のカップルはちょっと寂しい感じでした(笑)。
その社長さんは、白いジャケットに胸の開いたシャツという出で立ちで、パッと見ヤンキーみたいなのですが、実際にはとてもユニークでアグレッシブな方です。ただ人と会うのが好きではないらしくて、滅多に社長同士でも会わないそうです。
彼と会っているといつも元気をもらえる気がします。もっとも彼と話しているときの90%は彼なりの持論や夢の話になり、一方的に聞き役になっていることが多いのですが、彼の物の見方や考えのベースになっている要素は興味深いものがあり、普段私がお会いしている経営者の方々とは全く違うタイプ7なので刺激を受けることが多いのです。自分は自分という部分が明確であり、そして自分がどういう人間かを十分に理解したうえで話をされるので、嫌味が無いというか、長話も思わず最後まで聞いてしまいます。
そんな彼は、読書が大好きで社会人になってから暇さえあれば本を読んでいるそうです。彼は高校には行っていないのですが、今は高校の数学の教科書にはまっ
ているそうで、毎夜数式と格闘しているとのこと。本は自分の視野を広げるヒントをくれる、とか数学は言語と同じで物事の基本的な考え方の勉強になる、とおっしゃっていますが、それだけ一般の人に比してよりピュアで吸収力が大きいから出来ることだと思います。このあくなき自己向上心には頭が下がります。
今日も「「人間は考える葦である」という言葉がありますが、その前にとても大事な文章があったことをご存知ですか?」と聞かれ、私は分からなかったのですが、「考えることは道徳の基になる」というようなことが書かれているそうです。表面的な一次的な情報だけではなく、大元に返ることで初めてこのような深い意味を知ることができる、というのを示している良い例かと思います。
私の前ではいたって温和な(ただ相当エネルギッシュですが)彼ではありますが、既に会社を興して12年と、うちの会社よりも長い社歴を持っており、既にスタッフも100人近くいるらしいので、これまで相当な苦労があったのだと思います。また、彼は明確なビジョンをもって信念をもって経営にあたっているので、会社ではまた違ったカリスマ性を発揮されているのだと思います。
彼は、ソフトウェアというもの、そしてゲームというものについて、壮大な理想と目標を持っており、これからそれを追求していかれるそうですが、是非その気持ちを忘れずに夢を実現していただきたいと願っています。