最近、事業再編の関係もあり、同じ業界の経営者と話をする機会が多いのですが、つくづく時勢を反映しているな・・・と思います。
ひと言で言うなら、「先行きが見えない」と思っている経営者がほとんどで、会話の中でポジティブな発言はほとんど聞かれないというのが実情です。
同じ業界でも競合相手などの場合には、意図的に本心と違うことを言う経営者がいますが、今回はどちらかというと普段そういうことを言えないために、つい本音が出ているという感覚に近いと思います。
話していると、大きく二つの潮流に分かれているようです。
まず、積極投資・事業拡大策を取るところ。
現状のやり方だと売上が減少することは目に見えているので、売上拡大のために更に人を採用して事業も大きくしていこうという考え方です。
ある意味力づくで数字を稼ぐという感覚に近い感じで、周りからの期待もあって、投資せざるを得ないというニュアンスもありそうです。
この施策を取っているところは、企業体力があるところばかりです。
もう一つが、投資抑制・事業集約型。
事業ドメインや収益性の高いものに特化して、売上が減っても利益は維持していこうというもの。
縮小均衡型というとネガティブなイメージになってしまいますが、筋肉質にして不況を乗り切る、つまり当面は景気の悪天候を凌いで次のチャンスを待つという感覚に近いと思います。
うちの会社は、こちら側の方針に基づいた事業再編を加速しています。
これが正しいかどうかは別として、そうせざるを得ない部分もあります。
また、いずれの場合においても、B to B系の事業をやっているところは、少なからず最近の景気の打撃を受けており、その影響は特に下半期に入って顕著に表れているようです。
うちの会社も現在は厳しい状況にあることは間違いありませんが、ピンチはチャンスだと思っています。
この時期に何をするか、がとても重要で、今後の行方を占うことになると思います。