最近我々モバイルのコンテンツの業界で、人気が高まっているものの一つに「ケータイ小説」があります。
「ケータイ小説」とはその名のとおり、携帯電話を使用して執筆し閲覧される小説のこと、いわゆる電子書籍の一種です。
著名なものでは、「Deep Love」や「恋空」などの映画やドラマ化もされたミリオンセラー作品があります。
ケータイ小説が流行る前から、そういう時代が来るんだろうな、とは思っていましたが、こんなに流行るとは思っていませんでした。
なので、ケータイ小説が流行り出したときも特に自分で見たりというのはしていなかったのですが、携帯ビジネスに関わっている者として後学のために読んで見ようと思い、ケータイ小説大賞のニュースを見たときに、受賞した作品をチラッと覗いてみたら、思わず最後まで読んでしまいました。
かなり過激な内容も含まれているのでここでは紹介しませんが、文節が短くてテンポがいいのでスラスラと読んでしまいます。
最近はウェブドゥジャパン社長の小渕さんにいただいた「ドキドキ恋愛」をこの週末に読んでみました。
この「ドキドキ恋愛」は、同社が展開するモバイルブログサービス「CROOZ!ブログ」内のケータイ小説を書籍化したもの。
小渕さんには「コロコロ男が代わるから読んでて気分が悪いかも知れない」と言われていたのですが、女姉妹の間で育った私にとっては、微妙なオンナゴコロが忠実に表現されていて納得でした。
ケータイ小説作家は、十代の女性が多いので、言葉遣いは今ドキだし、内容がリアルで過激なものが少なくないのですが、一方で視点や表現力が豊かで文才がある人が多いと思います。
インターネットが才能の発掘や開花の場になって久しいですが、ケータイがインターネットにつながったことで、更に老若男女、誰にでもチャンスがあると思います。
ケータイ小説に対しては批判も少なくありませんが、個人的には、その中にも本人が様々な経験から身をもって学んだり、本来のピュアな感情に気づいたりということもあるので、一方的に批判してしまうのはどうかと思います。
少なくとも私が目にしたケータイ小説の共通項には、どんなに軽いノリやエッチな描写はあっても、純粋な気持ちが表れていること、があります。
そして、逆にそういったものがユーザーの支持を受けていると思います。