Archive for July of 2007

参議院選挙結果

July 31, 2007
29日に行われた参議院選挙の結果は、野党側の勝利となりました。
期日前投票が1,000万を超えたことからも今回の選挙の注目度を表しています。

というか、今回の選挙は「自民党」vs「民主党」、もっと言ってしまうと、「安倍総理」vs「小沢党首」という構図だったように思います。

事前の世論調査や下馬評でも民主有利とは言われていましたが、フタを開けてみるとこれほどまでに差がつくとは思っていませんでした。
これは当事者である自民、民主ともに想定外だったのではないでしょうか?

注目された女性候補者では、島根では亀井候補が景山候補を破り、岡山では「姫の鬼退治」をキャッチフレーズにしていた姫井候補が片山候補(参院幹事長)を抑えて当選を果たしました。(安倍総理の全面バックアップを受けた東京の丸川アナウンサーは自民勝利でしたが・・・)

今回は、年金納付記録問題や防衛相の無責任な発言や農相の事務所経費の問題など閣僚の不祥事の発生とそれをかばい続けたことが、より国民の政府に対する不信感を助長してしまった感があります。

一言でいえば、その安倍内閣の頼りなさを見せられる一方で、小沢さんの進退を賭けた潔さが好感をよんだ、ということではないでしょうか?
マスコミが煽ったことも民主の追い風になったのかもしれません。

個人的には、他に政党がないから民主党に投票している人達も多いと思われ、民主党への期待が大きいとは言い切れない気がしています。

そういう意味ではムードというか、流れというのは本当に怖いものです。
次元は違いますが、麻雀でもスポーツでも株価でも流れというかムードってとても大きな力を持っていると思います。

流れや運を見方につけること、何事においても非常に大事なことかもしれません。

それはさておき、大事なのは今回の選挙自体よりも、これからどうなるかだと思いますので、今後の政府や民主党の動きに注目したいと思います。

セカンドライフ

July 30, 2007
最近よく耳にするようになったセカンドライフ、先日日本語版がリリースされたとのことで、試してみることにしました。
(7/28には「地球の歩き方」ならぬ「セカンドライフの歩き方」という攻略本が発売されているようです)

最初に少し困惑したのは、ユーザー登録。
性(Last Name)が自分で勝手に決められないのです。
300以上あるワールドワイドな性から選ぶのですが、馴染みのないものばかりで「これってどうなの?」と思ってしまいました。

また、日本語版と言っても、まだβ版ですし、インストールプログラムが日本語対応なだけで、表記やメニューはデフォルトは英語になっているので、設定変更をしなくてはならず、ちょっと英語が苦手な人には厳しいかも・・・と思いました。(しかもまだ日本語表記に多少バグがある模様)

もっとも、このセカンドライフの事業主体はリンデンラボという米国の会社なので、不親切なのはやむを得ないのかも知れません。

ソフトウェアをダウンロードして、会員登録が完了してログインすると、3D空間に入ります。
昔(1995年頃?)ワールドチャットという3Dチャットがあったのですが、それを思い出しました。
ナローバンドの時代にあったこのワールドチャットは、世界中の人達とリアルタイムで英語で会話ができることから私は結構はまっていた時期があります。(このサービスは2003年に終了)

3D空間の中に、アバターに変身した人達が世界中から集まってきて、そこで会話ができるのです。
映像もワールドチャットからそんなに進化している気がせず、正直期待したほどではありませんでした。

もちろん、セカンドライフは、進化していて、アバターを編集できたり、通貨があったり、土地が買えたり、商売できたり・・・するわけですが。

最近は企業も注目していて、セカンドライフ内にショールームをオープンしたり、株主総会の模様を配信したり、とまさに現実の世界のものをそのまま持ってこようという動きもあるようです。

現在の登録者数は世界全体で850万人、同時接続者数は3万人ぐらいいるようですが、あれだけマスコミで騒がれている割には・・・という感じです。

ただ、現在これだけ注目されるというのは、やはりタイミングが大事だな、と思います。
ナローバンドの時代には、3Dを試みた「ワールドチャット」や、ネット上に街をつくるという我々の「ネットビレッジサービス」も早過ぎたのだと思います。

セカンドライフは、直訳すれば「第二の人生」とか「二つ目の人生」ですが、参加する人達は、「現実の自分と重ねるタイプ」と「全く違う自分を演じるタイプ」に分かれる気がします。

オンラインゲームもコミュニティがメインになりつつありますが、現実ではない仮想の世界に、現実をみたい人達が増えているのかも知れません。

女性向けコンテンツ

July 29, 2007
先日リリースを出していますが、『fonfun』で「LIZ LISA」の公式サービスのシステム運営を始めました(http://venti.jp/)。

「LIZ LISA」とは、渋谷109ブランドで、10代後半から20代前半の女性に大人気のファッションブランド。
非常にかわいらしい洋服が多いうえに値段もリーズナブルで、人気がある理由もうなずけます。

『fonfun』の役割は、モバイルショッピングシステムの提供なので、販売そのものをするわけではないのですが、このような著名ブランドのお手伝いが出来て光栄に思います。

と偉そうなことを言っていますが、私自身『fonfun』がこの案件に関わることになるまで、このブランドのことはほとんど知りませんでした。

こんなことではまずい、若い女性のトレンドを勉強しなくては・・・と思い、たまに女性向けファッション雑誌に目を通したりしていたのですが、やはり現場を見なくてはと思い、先日生まれて初めて渋谷109に足を踏み入れてみました。

スーツ姿はさすがに目立つので、古着のジーンズにオレンジ色のカットソー、サングラスという格好で・・・(その方が目立ってたかも(笑))。

端から端まで見て歩いたのですが、あまりの場違いな訪問に、冷や汗をかいてしまいました。
ティーン(10代)が多く、彼らのファッションセンスやパワーには本当に驚きました。

さすがに『fonfun』自身がファッションそのもののビジネスをするのは無理ですが、彼女達が求めるモバイルサービスやコンテンツや商品を持っているところとのアライアンスによる技術提供などの部分で事業展開していければと考えています。

現在内緒で構想している「ファッションコンテンツ」や、以前『hirog』で紹介した雑誌社との提携コンテンツを含め、女性向けコンテンツも積極的に強化していきたいと思います。

ドクターフット

July 28, 2007
題名は、病院の名前ではありません。
私がたまに訪れるマッサージ店の名前です。

昨日横田社長とお会いして健康に少し気を遣わなければ・・・と思った私は、本日運動ではなくマッサージに走ってしまいました(笑)。

「ドクターフット(Dr.Foot)」は、沖縄(!?)にルーツを持つ台湾式リフレクソロジー、リフレクソロジーとは反射療法といって、いわゆるツボを刺激することで体質改善や疲労回復などの治療を図るもの。
このお店は何度かTVで紹介されているので知っている方もいるかも知れません。

私がこのお店を知ったのは7年ほど前のこと。当時『fonfun』の監査役をしていただいていた公認会計士の女性から紹介をしてもらいました。
当時は浜松町にしかお店がなく、数ヶ月に1度ぐらいの割合で行っていたのですが、その後どんどん店舗拡大をして、足裏以外のメニューも増えました。

ここのマッサージの特徴は、なんといっても「強い」(性格には痛い)こと。
もちろん、お客さんの要望により、多少手加減はしてくれるのですが、初めて行った人は間違いなく驚嘆します。

皮膚の弱い女性などは足にアザができるほど。
それでも終わった後の足の軽さやすっきり感は他のマッサージ店では味わえない特別なものを持っています。

ちなみに、私が新宿店に行ったのは半年以上ぶりだったらしく、ポイントシステムやスタッフも入れ替わっていました。

店員はお客さんの反応を見ながら力を強弱していくのですが、私は基本的に負けず嫌いなので、痛くても表情に出さないようにしているので、店員はますます力
を増してきます。

半年のブランクがあったので、実のところは飛び上がるほど痛かったです(涙)。
私はやはりMっ気があるのかも知れません。

「強い」マッサージ、「効果のある」マッサージを求める方は是非一度足を運んでみてください。
時間にもよりますが、30分刻みできちんとこなしていくので、基本は要予約で遅刻は許されません(笑)。

誠実な経営者

July 27, 2007
以前『hirog』で紹介した方の紹介で、今日お会いしたACCELの横田社長は、かなりインパクトのある方でした。

ACCELは平成元年設立の会社で、携帯コンテンツサービス、コミュニケーションサービス、ITアウトソーシングサービスの3つの事業の柱をもっており、B to CとB to B双方のビジネスを手掛けている『fonfun』とかなり似ている会社です。

携帯コンテンツサービスでは、「駅すぱあと」という知る人ぞ知る乗換案内サービスという便利系のサービスを提供する一方で「ペ・ヨンジュン」公式サイトも運営しています。

コミュニケーションサービスでは、音声や画像のデータをメッセージとして送れるユニファイドメッセージサービスやインターネット会議サービスを提供しており、ITアウトソーシングサービスではシステムインテグレーションを行っています。

サービスの内容こそ異なりますが、デジタルコンテンツやソリューション事業を展開する我々とはかなり近いビジネスをやられています。

紹介者が、これまで会った経営者の中で誰にでも自信をもって紹介できる数少ない方とおっしゃっていたので、本日お会いするのを楽しみにしていたのですが、まったく文字通りの人格者でした。

ご年齢を聞いて信じられないほど、若々しいお顔で、偉ぶるところが全くなく、気さくに元気にお話される姿が、とても生き生きとされていて好感が持てました。
まさに今脂がのっているとき、という感じのバイタリティを感じました。

8年ぐらい前にふと思い立ち、きちんとした生活を送ると心に決めて、毎朝ジョギングをしたり、時間を見つけてはスポーツクラブに足を運んだり、適宜休暇を取って海に潜ったり、山登りをしたり、と健康と体調を維持することを第一として過ごしてこられたことが秘訣だそうです。

体型のシェイプアップはもちろんのこと、心身ともに充実したことで、逆に仕事に精が入り、それからの業績はうなぎ昇りとか。

とても波長の合う方だなと感じたのですが、横田さんもそう思っていただいたようで、初めてお会いさせていただいたにもかかわらず食事にお誘いいただいて、同伴した山本とともに、とてもおいしい自然農園キャベツ添えフランスパンメンチカツをご馳走していただきました。

ACCEL社は、熊本に開発センターがあり、よく熊本に行かれるそうで、熊本にもご招待いただきました。
逆にfonfunは中国に開発拠点をもっているので是非中国にも来ていただきたいと思います。

横田さんは、熊本の阿蘇山が大好きで、スタッフを連れて阿蘇山の草原のうえでMTGをやられることもあるそう。

私がこれまでお会いした中では、間違いなく3本の指に入る誠実な経営者だと思います。

とても羨ましいというか、素敵な生き方だなと思いました。
私も見習わなくては・・・と思います。

今度お会いする機会が楽しみです。

好きな番号

July 26, 2007
私は理系人間なので数字が大好きです。
よって「ワード」より「エクセル」が好きです(笑)。
備忘録とかto doシートも以前はエクセルで作っていました(フリーズするとデータが消えてしまうので最近はずっとベッキー(メールソフト)にしていますが・・・)。

ところで、人によって好きな数字ってあると思うのですが、私の場合は一桁の数字で好きな順番に並べると・・・
7→8→5→1→3→2→6→4→9という感じです。
この中で6以降がマイナスイメージのある番号です。

7は小さい頃から株価高水準の数字でラッキーセブン、ウルトラセブンとかから良いイメージがあり、ユニフォームなどでも7に執着していました。
「007」が好きなのもそこから来ているかも知れません。

8は株価上昇基調の数字で、いわゆる末広がりで縁起がいいというのがありますが、中国でも8は広東語で「発財」の「発」の発音が「八」と同じことから、お金持ちになるということから最も良い数字と言われています。

5は「GO」からアグレッシブで男性っぽいイメージがあって好きな数字です。

1は一番とか一位、つまりトップのイメージ。数学ではとにかく一番じゃなくては気が済まなかった私の性格もあります。

6は「無」とかネガティブな印象があるのと666からのマイナスイメージがあります。

4と9は言うまでもなく一般的にマイナスイメージがある数字ですが、一方で4は「幸せ」の頭文字のシ(4)や四葉のクローバーから好きだという人もいます。

数字の組み合わせでは、上記の良い数字の組み合わせが好きなので、例えば『fonfun』の電話番号の下4桁は7800、FAX番号は7878だったりします。
私の中国の携帯番号にも7878が入っています(笑)。

他には今はやはり『fonfun』の証券コードである「2323」が好きですね。
以前ブログで触れましたが、私の車のナンバーやフットサルのユニフォームのナンバーはここから取っています。
こないだ、たまたま私の車の隣に停めてあった車のナンバーも「2323」で、思わず話しかけるところでした(笑)。

子供の頃なりたかったもの

July 25, 2007
昨日公務員のテーマについて書きましたが、人間誰しも小さい頃に「将来なりたかったもの」というのがあると思います。

私は幼稚園の頃から「歌手」になりたい、と思っていました(笑)。
母親が昔NHKラジオで童謡を歌っていたことも大きな影響を受けていたのかも知れません。

声も大きかったので向いていると勝手に思っていたのですが、私は変声期がとても遅くてずっとソプラノだったので、自分の声は好きではありませんでした。

両親は以前の『hirog』で触れたとおり、身体が小さくて動物好きの私には「騎手」が向いていると思っていたようです・・・。

中学生になってからは、「ひまわりの歌」(!?)という宇津井健さんが主演していた弁護士のドラマを見て、正義感の強かった私は、「弁護士」こそ自分の天職かも知れない、と勝手に思い、意味も無く日本国憲法全条を暗記したことがあります。

高校生のときには、「俳優」や「ボクサー」に憧れていました。

その後、ものづくりが好きでデザインにも興味があった私の理想は、工業デザイナー、そして建築家に辿りつきました。

経営にも興味があったことは事実で、ミサワホームに入社したときも、社長にはなりたいとは思っていませんでしたが、役員はやってみたいとは思っていました。

今考えると学生のときに、自分のやりたいことが明確に決まっている人の方が少ないし、自分のやりたいこと(願望)と自分にしかできないこと(適性)は一致しないことがほとんどです。

「やりたいこと」の根底には何があるのか、を突き詰めて考えていくと、比較的自分の求めているものが何かが見えてみて、選択肢の幅が広がると思います。

例えば私の場合は、「他の人よりも優れた」、「自分の持っているもの」を生かして、「他人に感動や影響を与えられること」となります。
これは、これまで述べた私がなりたかったもの、すべてに共通している部分でもあります。

そういう意味では現在やっていることも、そんなに離れたものとは言えなかったりします。
自分という個人単位で考えていたことを会社という組織に置き換えれば、「他の人よりも優れた」=「競争力のある画期的な」、「自分の持っているもの」=「会社のサービスや商品」、「他人に感動や影響を与えられること」=「ユーザーの生活を楽しく、豊かにする」という感じでつながるのです。

自分の就職先や将来を考えるとき、このような応用の思考をしてみると、夢を諦めずに現実的な選択肢を選ぶことができるケースが多いように思います。

就職ウンチクみたいになっちゃいました(笑)。

公務員試験

July 24, 2007
政府が今年度から始めた「国家公務員中途採用者選考試験」への応募者数が25,000人を超えたそうです。

この通称「再チャレンジ試験」の採用枠は152名しかないので、すごい倍率です。
この試験のもともとの目的は、就職内定率が低迷した1990年代のいわゆる就職氷河期の人達を対象にしていることから、受験資格を29歳から39歳の人に限定していました(そういう意味では私もギリギリ対象内(笑))。

もっとも国家公務員III種と同程度とのことなので、いわゆるキャリア組ではないようです。

公務員は受ける試験とそのときの成績によって出世の大部分が決まると言われています。
学問と仕事は全く異なるものだと思うのですが、不可思議な慣習です。

日本における公務員のイメージやポジションはどう見れらているのでしょうか?
「不祥事」「天下り」などのイメージが払拭できない中にあっても、これだけの人気があるのは、他に就職先が無いのか、安定を求めているのか・・・。

私は父が公務員だったのですが、時間に余裕がある一方で、報酬は多くなく、なんとなく平凡なイメージがあった(すいません)ので、小さい頃から自分は公務員にだけはなるまい、と心に決めていました。

そんな私なのですが、実は就職のとき、官庁の現状に苛立ちを感じて「自分の力で何とか変えれないか」と偉そうなことを一瞬思い立ち、I 種試験を受けようかと思ったこともあったのですが、それは公務員になるのではなく、政治家にならないと意味が無いかも知れないと思い踏み止まりました。

それはさておき、今は歳を取れば取るほど、公務員への転職の可能性は低くなってくるので、今後は民間からの天昇り(!?)の機会はどんどん増やして欲しいと思います。

もっとも、中央官庁の公務員の課長クラスは一部上場企業の役員クラスとも言われますので、転職の場合、権限の大きな課長になることは容易ではないかも知れません。


論文とフットワーク

July 23, 2007
会社のホームページ宛に、たまに学生からメールが入ることがあります。
要件は就職活動ではなく、ゼミの研究や論文を書くにあたっての企業研究が目的です。

彼らがそうだということではないのですが、最近はインターネットで調べたり、メールのアンケートだけで課題や論文を済ます学生が増えているように思います。

確かにインターネットを使えば、今やそれなりの情報収集はできると思いますし、ネットやメールなどの便利なツールはどんどん活用すべきだと思います。

しかし、それだけで終わってしまっては、片手落ちな気がします。
現場を自分の目で見たり、現場を肌で感じることはとても重要だし、それによって初めてオリジナリティが出てくるのではないかと思います。

私は大学と大学院のときに二度ほど論文を書いていますが、大学院のときの修士論文のテーマは、「教会堂の意匠」に関するものでした。

教会堂については、以前の『hirog』でも触れたことがありますが、キリスト教の教派と設計士が建物のデザインに与える影響、そして日本のオリジナリティを調べるため、東北地方の戦前に建てられた教会堂(当時で50以上)すべてを訪問することにしました。

大学から経費とかが出るわけではないので、姉の省燃費の小型車を借り、高速を使わずに1回の出張(!?)につき、1箇所か2箇所を調査訪問するのですが、宿泊費も無いので、朝陽が昇る前に出て、夜中もぶっ通しで運転して翌朝に帰ることもしばしばでした。

最大の敵は「睡魔」で、目の上にメンソレータムを塗るなどして耐えるのですが、それでも時折車の中でうたた寝してしまい、気がつくと対向車線を走っていたことが数回ありました。
東北の田舎道だから良かったものの、今考えると恐ろしいものがあります。

当時の教授は、途中で挫折するだろうと思っていたようですが、夏休みも返上して2ヶ月余りで1人で東北の端から端までまわり抜きました。

1回の調査は、まず訪問前に牧師さん(教派により呼び名は異なるのですが)にアポを取り、教義やその教会の考え方などについて話を聞いたあと、教会堂の写真を撮ったり、教会堂の実測をしたりします。

古い建物なので、設計図面が残っていることは極めて稀ですし、残っていたとしても実態と違うということが度々ありました。
ちょうど夏だったこともあり、締め切った教会堂は蒸し風呂状態で、汗だくになりながら、たった1人でメジャー片手に広い教会堂の測量をして図面を起こすのですが、かなりしんどい作業でした。

牧師さんと仲良くなると、教会活動にご招待いただいたりするので、そのときはミサとか活動に参加させていただいたりして、教会の方々と交流もありました。
人と会って話を聞いていると文献にはない、何かしらの新しい発見があるものです。

その成果物としての論文は、400頁近くにも及び、手前味噌ながら、自分でもよく頑張ったなと思います。

しかし、東北はキリスト教がそれほど普及していた地域ではないので、どの教会堂も資金的にはギリギリのところでやっており、戦前の貴重な建築ながら、その後いくつかは解体されてしまったようです。

今考えると、この論文を完成させたことの「達成感」というのが、心のどこかで私を支えている要素のひとつになっている気がします。

役員合宿

July 22, 2007
箱根の某旅館にて役員合宿を行いました。
目的は今後の中長期の事業戦略について協議するためです。

『fonfun』ではネットビレッジ時代から、数年に1度ぐらいの割合で合宿をしていたのですが、私が代表に就任してからは初めてのイベントでした。

経営メンバーは住んでいるところが湘南から幕張まで様々なので、現地集合としたのですが、週末にもかかわらず誰も車を運転してこなかったので、各自電車でトコトコ集まったようです。

古びた旅館につくと、なぜか「ホンファン御一行様」という看板に出迎えられ、思わずフロントの方に「こんにちは!フォンファンです」と笑顔ながらも嫌味っぽく伝えたのですが、その後まず「フォンファン様」へ、その後更に「FonFun様」へ、そしてついに「fonfun様」と改められていました(笑)。



今回会議に集中できた所以でもあり、かつ困った要因でもあったのが、インターネット。
有線は勿論のこと、無線LANもPHSもつながらなかったので、『hirog』の更新も遅れてしまいました。

しかしながら、リモートメールのお陰で、Eメールのチェックは携帯から行えたので、役員一同自社サービスの有り難さをあらためて実感した合宿でもありました。
ただ、auは携帯さえ電波が入っていませんでした・・・。

経営会議は途中に食事のブレイクを入れながらも、昼前から深夜まで行い、私の方で予定していた5つのアジェンダ全てについて議論を行うことができました。
(ちなみに、昼食は旅館近くの蕎麦屋で取ったのですが、メンバー全員同じオーダー(暖かいおそばと冷たいおそばの2人前)をするほど食欲旺盛なのには驚きました(笑))。

今回の合宿は、私が主役ではなく、他の経営メンバーに主体的に話をしていただくようなシチュエーションにしていたので、普段は口数が多くない経営メンバーも今回は夜の部を含め、かなり話してくれたように思います。

経営メンバーそれぞれの見方や切り口に個性があり、色々と勉強になりました。
また、現場やスタッフについての情報などを知ることができて、今後の組織や体制をつくっていくうえで、大変参考になりました。

どういう方向に進むべきかは見えつつあるので、あとはそれを中長期計画として数字にまで落とし込んで、それを皆で共有し、実行に移していきたいと思います。

村上ファンド事件判決

July 21, 2007
個人的に関心を持ってみていた村上ファンドのインサイダー取引疑惑にかかわる東京地方裁判所の判決が19日にあり、懲役2年、罰金300万円、追徴金11億4900万円の実刑判決が出されました。

求刑が懲役3年だったのが2年になったことを除いて、ほぼ全面的に検察側の主張が認められた形になりました。
インサイダー取引の罰則としては、かなり重い罪です。

追徴金というのは「没収の対象とされる物を没収できないとき、没収に代えてその物の相当価額の納付を強制する処分」のことで、今回のケースではインサイダー取引によって得た財産が対象になります。

裁判長は「一般投資家ではなり得ない特別な地位を利用したプロによる犯罪で、買い付け額は類を見ないほど巨額。強い利欲性が認められ、非難に値する」と述べているほか「ファンドマネジャーとしての活動とアクティビストとしての活動を1人で行っていたのであって、このような運営体制それ自体が本件を招来したという点が指摘できる。本件は、村上ファンドの組織上の構造的欠陥に由来する犯罪といってよく、その意味で本件は、偶発的犯行ではなく、必然的なものであった」と説明しています。

つまり、「今回の案件は計画的な犯行であり、それはもの言う株主としてのアクションをしながら、自分の投資した資金の運用利益の最大化を狙うという部分に問題があった」という指摘です。

また、今回の判決は「インサイダー情報を知りえたとき、その実現可能性が無い場合を除いてはインサイダー取引に該当する」という新たな見解を示したものでもあります。

これについて市場に今後ネガティブな影響を与えるのではないか、とする見方もあるようですが、個人的には情報の精度を客観的に計ることはできないので、仕方が無いことのような気もします。

もっとも、村上被告は控訴する方針のようですので、最終確定は今後にゆだねられることになりそうです。

疎遠者からの紹介

July 20, 2007
ここ数日の間に、新しいビジネスのネタが複数生まれてきています。
そのうちの二つは、すご〜く久しぶりの方々からの突然の連絡によるものでした。

一つは、電通の橘さんからのご紹介。
橘さんは、現在北京電通の役員として中国に駐在していらっしゃいます。

橘さんと初めてお会いしたのは今からもう7年ほど前、WEB制作のお仕事をいただいてからの縁です。
その後は逆にうちの会社の広告代理会社として、キャンペーンや広告出稿など色々なところでお仕事をしていただきました。

ただ、社長交代の直接のきっかけとなったTV-CMをしていただいたのも電通だったことから、その後は自然に疎遠になってしまっていました。

2年程前に電通絡みの案件があって、久しぶりにお会いしたいなと思って連絡をしてみたら中国にいらっしゃると聞いてビックリ。
ちょうど、私と行き違いみたいな感じで、私が日本に戻ってきたら橘さんが中国駐在だったようで、これもまた妙な縁だと思います。

そんな橘さんから急に携帯に連絡があり、「中国で一緒にビジネスが出来ないかと思って」との話をいただき、今週来日されました。

二つ目は、ASAPの小西さんからのご紹介。
小西さんは、野村證券を経て『fonfun』の株主であった光通信キャピタルにいらっしゃったことがあり、その時に担当者であったことから知り合いました。

その後、エリアクエストという不動産ベンチャーを仲間と立ち上げられたのですが、なぜか小西さんとお会いした回数は多くなかったにも関わらず、そのときに一緒にお食事をして意気投合したことがあります。

エリアクエストは業績が急成長して上場したのですが、上場してから1年後、同社のNo.2だった小西さんはご自分でASAPという不動産系のベンチャーを設立しました。
独立されたという噂は聞いていたのですが、私の携帯のデータ紛失のため連絡先が分からずその後疎遠になっていました。

そんな小西さんから、これまた急に連絡(先方も私の連絡先が分からなかったらしく代表電話でしたが(笑))があり、「とても面白い大型案件があるのだが自分はITが分からないので三浦さんに頼みたい」と言って、案件を紹介していただきました。

これらのビジネス、今後どうなるかは分かりませんが、私としては是非成就させたいと思っています。

ベンチャービート

July 19, 2007
今日は、先日の『hirog』でご紹介した勝屋さんが主催されている「Venture BEAT」の月例会(?)に参加させていただきました。

常連が多いと聞いていたため初めての参加で不安だったので、『fonfun』の監査役をしていただいている土橋さんがこの会員(?)であることから、一緒に行っていただきました。

ちなみに土橋さんは、日本最大の携帯Eコマースサイトと言われる「ガールズウォーカー」を立ち上げ、ずっと責任者でやっておられたのち、今は独立されて「Style1」というモバイルメディア・コンサルの会社の代表をされていらっしゃいます。

そんなことで、土橋さんもかなり業界に広いネットワークをお持ちなのです。
「Style1」については、来月の撮影会(勝手に行く気になっている(笑))に参加したときに詳しくご紹介したいと思います。

さて、「Venture BEAT」は、ネットワーキングが目的なので、特にテーマもプログラムもないらしいのですが、今日は30名ほどの方々が集まっていました。

3Dエンジンをグローバルに提供する「エイチアイ」の川端社長には業界が近いのにこれまでお会いする機会がなく、本日初めてお会いしました。

実はエイチアイさんは『fonfun』の以前の香港法人であるネットビレッジアジアと取引があり、エイチアイさんのエンジンを使ったコンテンツを香港で提供させていただいていたことがあります。

久しぶりにお会いした方々の中には、「ルナー」の高須賀さんがいました。
高須賀さんは「サイボウズ」の創業社長であったにもかかわらず、2年ほど前に突如サイボウズを辞めて世界に通用するソフトウェアを創るために米国に渡られました。

今年の秋にはいよいよそのソフトウェアのお披露目ということをおっしゃっていたので、要チェックです!!
私は高須賀さんを人として大好きなので、是非応援したいと思います。

他にもモブキャストの藪社長、オプトの福岡さん(元エルゴブレインズ社長)、いつの間にかキャスターになっていた児玉さんなど、懐かしい面々にも久しぶりに再会しました。

このネットワーキングは政府も応援しているようで、経済産業省の方も来られていました。

昨年は私も色々バタバタしていて、ネットワーキング活動(!?)をほとんどしていなかったのですが、本来人と会うのは好きなので、時間があるときには色々参加してみようと思います。

マカオと富裕層

July 18, 2007
最近マカオへの旅行者が急増しているようです。

昨年のマカオを訪れた観光客数は2,200万人で、香港にわずかに及ばなかったのですが、今年は既に香港と肉薄しており、通年で追い抜く可能性が大きいそう。

マカオは、昨年カジノ産業で米国ラスベガスを抜いて世界一の収入を記録、現在最も熱い都市と言えるでしょう。
マカオのカジノエリアの広さは、ラスベガスの1/10と言いますから、いかに賭け方がすごいかを如実に表しています。

特に中国本土からの渡航者が増えているようで、いかに経済的に余裕が出てきたかを示していると思います。

2006年のカジノ収入の約8,500億円のうち、実に半分が中国本土からの客だったとか。
中国は本来ギャンブルは法律的に禁止されていますが、マカオが中国に返還されてからもマカオのみギャンブルが認められているためです。

中国人のギャンブル好き、そしてお金の使い方を象徴していると思います。(お金持ちの寄付など社会還元が少ないため、今年から中国の慈善長者ランキングも無くなったそうです・・・)

日本人の観光客も増えており、マカオ航空は関西国際空港とマカオの定期便を就航させるとか。

私もマカオには二度ほど行ったことがありますが、香港や本土とは全く違った独特の雰囲気があります。
10年以上前に初めて訪問したときに比べると、今やまさに、お金持ちのためのユートピア・・・ですね。

お金持ちと言えば、以前『hirog』でも触れた富裕層、最近の調査で、金融資産が100万ドル以上の資産家が日本でも147万人になったそうです。

ちなみに、米国では資産残高で、メキシコの富豪カルロス・スリムが、ビル・ゲイツ氏を抜いてトップになったとか・・・。
資産残高は8兆円だそうですが、こうなるとなんかイメージできない金額ですね。

『fonfun』の第三者割当で株式を引き受けたときの借金ばかりが残っている私は、果たして富裕層になれるのでしょうか・・・。
それはすべて『fonfun』にかかっています(笑)。

中国でのニュービジネス(3)

July 17, 2007
最後の3つ目は、ペット関連ビジネスです。

中国では、ペット市場が発展途上です。
日本の場合にはどちらかというと、経済的に余裕がある女性層がペット市場を支えている感がありますが、中国ではまだそういう段階までは行っていません。
中国では犬肉も食べるほどですから、食材からペットへの移行は簡単ではないのかも知れません。

中国では小動物を売っている売り場があり、以前私が住んでいたすぐ近くにもそういう場所がありましたが、ペットショップというよりも市場と言った感じで、衛生的にも見せ方的にもあまり良いものではなく、子供達が小動物を買いに来る、というイメージに近いものがあります。
犬、ネコのほかに、鳥、亀、金魚などあらゆるものが売られていますが、金額的には高くありません。

ただ、最近では中国でペットを飼う人達が増えてきています。

一度、上海でアジアペット展というのを見に行ったことがあるのですが、人が多すぎて通れないぐらいの大盛況でした。

その背景には、「一人っ子政策で子供が少ない上に離れて暮らすことが増えている」「女性の社会的活躍もあり結婚期が遅れている」「経済的に豊かになったうえにストレスが増えて癒しを求めている」などが挙げられると思います。
特に都会に1人暮らしする外資系企業や夜の飲食サービス業に勤める女性の収入は相当なもの。

しかもそれらの人達が望むものは、衛生的でお洒落でエレガントなもの・・・。

よって、ペットショップはまず高級感が無くてはなりません。
ペットだけではなく、フード、洋服、グッズ、美容室、ホテル、病院など、関連するものも必要となってくるでしょう。

そういったニーズや嗜好の変化に中国の業界は気づいていないように思います。

何より、私がビジネスになるのでは? と思っていたのが血統証の発行。
中国では私の認識不足かも知れませんが、そういう団体はなく、血統証という概念なく人達はペットを買っていますが、これからは間違いなく、血筋というものが重視される時代が来ると思います。

さぁ早い者勝ちです(笑)。

中国でのニュービジネス(2)

July 16, 2007
昨日に続いての中国で成功しそうなビジネスの二つ目はコンシェルジェサービス。

これまた外国人向けのビジネスですが、昨今は外国人の中国駐在が非常に増えています。
中国に赴任したばかりの人は、英語はほとんど通じないし、生活習慣が異なることもあり、慣れるまでに大変です。

具体的には、掃除、クリーニング、給水(水道水は飲めない)、食事、買い物、修理(電化製品や部屋の設備など)、ネット接続(よくつながらなくなる)、運動、観光などなど・・・。

そういったこともあり、外資系の大きな企業は、赴任者はサービスアパートメントと呼ばれるところに入居させるケースが圧倒的に多くなっています。
ところが、このサービスアパートメントは、賃料が通常のアパートメントの2倍〜5倍ぐらいします。

サービスアパートメントには、通常、スポーツジム、レストランなどの施設が備えられているほか、掃除、クリーニングなどのサービスがあり、英語が話せるスタッフが常駐していて、色々な要望を聞いてくれます。

私から見ると、そういったソフトのサービスだけで賃料が一気にあがるのはどうかと思っていたため、私自身は一般の地元のアパートメントに住んでいました。

しかしながら、やはり時には不便なことを経験するのは事実なので、その各種付加サービスを受けられるように橋渡しするコンシェルジェサービスというのを切り離して展開すればビジネスになるかも知れない・・・と思っていました。

例えば通常のマンションの家賃が5,000元/月として、コンシェルジェサービスが1,000元/月でも月の支払いは6,000元(10万円ぐらい)で住みますが、これがサービスアパートメントだと2,500ドル(30万円ぐらい)するので、1/3で住むことになり、WIN-WINになれるのです。

特に最近は大企業だけではなくて新興ベンチャー企業の中国進出が増えていますが、そういう企業はサービスアパートメントを借りる余裕はないはずですなので、こういった需要は少なくないと思います。

中国のニュービジネス(1)

July 15, 2007
私は4年以上前に中国へ赴任した頃、中国はこれからはサービス業だな、というのをつくづく実感しました。

『fonfun』は、中国では本社に倣いモバイルサービス事業とソフトウェア開発事業を行っていますが、もし本社がIT企業じゃなかったら、私は別なビジネスを始めていたかも知れません。

この3連休には、当時私が「これを中国でやったら儲かるのではないか?」と思っていたビジネスを1日に一つずつ計3つ紹介したいと思います。(もう時効でしょうから(笑))。

まず1つ目は「外国人向け高級タクシー会社」です。

中国のタクシーは、最近でこそ、そこそこ綺麗でエアコンもきちんと効くタクシーが増えていますが、当時は洋服が汚れるような汚いタクシーやエアコンの効かないタクシーも少なくありませんでした(ドアが壊れているタクシーにもよく遭遇しました)。
最初に中国に来られた方のほとんどがタクシーにまず驚嘆します。

海外からの旅行客やビジネスマンにとって、これはカルチャーショックであり、いくらホテルやオフィスが綺麗でも、中国のイメージ的に悪くなります。
よって、まず新しい車で、かつ内装が綺麗なタクシーがあれば、外国人は間違いなく呼ぶでしょう。

次がもっと重要なのですが、運転手。
中国のタクシーの運転手は英語が話せません。
そのうえに運転が荒いので乗っている方はたまったものではありません。
よって、英語が話せ、かつ運転が丁寧なドライバーのみを抱えたタクシー会社は、ニーズが非常に高いと思います。
中国はタクシー代は安いので、それで仮に数倍になったところで外国人は間違いなく利用するでしょう。

ちなみに、それでは外国人は現状どうしているのかというと、物価が安いこともあり、基本的には会社で車と運転手を用意しているのです。
翻訳付きのタクシーをチャーターすることもあります。

もっとも中国でのタクシー会社運営は、ライセンス等の問題もあり容易ではなさそうですが、既存タクシー会社でそういう別ブランド(!?)を立ち上げればいいのに・・・といつも疑問に思います。

ちなみに4年経った今でもそういうタクシー会社は出現していないのですが、現在はそんなことをしなくても中国人の所得の向上でタクシー人気はうなぎ登りなので、競争力をつけようという段階まで行っていないし、そういう意識は乏しいのだと思います。

東北ミサワホーム

July 14, 2007
最近株価チャートを見ていて、毎日のように値上がり率ランキングに名前を連ねている銘柄に「東北ミサワホーム」があります。

私の古巣であるミサワホームは、ディーラー制を採っているため、メーカーであるミサワホームと販売会社である地域会社に分かれます。

東北ミサワホームは、ディーラーの中でも大手で、仙台に本社のある一部上場企業です。

一部上場企業で1週間あまりで株価が倍近くになるのは異常なこと。
何が原因なのか良く分かりませんが、自分が昔勤めていた会社関連の株価があがることは嬉しいことです。

ところで、私がミサワホームに入社するときのお恥ずかしいエピソードがあります。
当時ミサワホームは戸建住宅販売実績No.1であり、沖縄のプリシア与論リゾートなど業容を大きく拡大している最中でした。

そんなミサワホームでセンスの良い住宅やリゾート開発が出来たらと思い、ミサワホームへ就職することを考えた私は、地元である東北ミサワホームに応募をしました。

ところが、東北ミサワホームの方は、私の履歴書をみて「多分あなたは来るところが間違っている」と応募を受け付けてくれず、ミサワホームの連絡先を教えてくれました。

ディーラーにも設計部門はあるのですが、いわゆるミサワホーム商品の商品開発などの設計は行っていないので、私の志望動機をみて東北ミサワの人事の方が配慮をしてくださったのだと思います。

そのミサワホームも、私が転職したのち、実質創業者である三澤千代治氏も会社をやむなく離れ、産業再生機構を経てトヨタグループの支援を受けることになりました。

ミサワホームのディーラー制はトヨタ自動車に倣ったものであり、あれだけの優良・巨大企業であるトヨタ自動車をもっても、住宅事業が思うようにいかず、住宅ではトヨタには負けない・・・という自負をスタッフ皆が持っていたので、運命とは皮肉なものだと思います。

著名人との結婚

July 13, 2007
初対面のため昨夜のブログではお二人の名前記載を躊躇してしまったのですが、昨夜の雑誌取材で対談した方のブログを拝見したら、そのことについての記載があったので、URLを以下に記しておきます(PCからのみ)。
http://blog.japan.cnet.com/katsuya/

この勝屋さんのブログにもありますが、昨夜は撮影前にメイクがあったのですが、私も取材では初めてのメイクでした・・・。
店の中が暗くてメイク前後の変化は自分では全く分かりませんでした。
どうせやるなら今度は徹底的に変えてみたいです(笑)。

昨夜の対談、福野さん、猪子さん以外のお二人というのは、このIBMの勝屋さんとZeelの尾関さんでした。

勝屋さんは、ベンチャー経営者1,800名、VC関連700名を超える方々とお会いされていて、ネットワークが半端ではありません。
加えて人柄がよくて、明るくて楽しい方です。
僭越ながらこういった仕事にはとても向いていらっしゃると思いました。

尾関さんは、知る人ぞ知る方で、西麻布の「BIRTH」マスターであり、かつ女優山口もえさんの旦那様でもあります。
正直、お会いしたときの落ち着いた印象と年齢の若さのギャップに驚きました(笑)。

「BIRTH」の話は、色んな人達が集まってくるということで、これまでにも何度か耳にしていたことがあったのですが、お邪魔させていただくのは初めてでした。
思ったよりもかなり広く、シックな感じの良いお店でした。

この「BIRTH」、沖縄にも店舗があり、沖縄を盛り上げるために尽力されているようです。
私はお恥ずかしながら沖縄には一度も行ったことがないので、是非9月にお邪魔したいと思います。

ところで、ITベンチャー経営者と業界女性との結婚と言えば、尾関さんと山口もえさん以外にも、サイバードの堀さんとアナウンサーの永井美奈子さんがいます。(かつてはサイバーエージェントの藤田さんと奥菜恵さんもありました・・・)

この永井美奈子さんは『fonfun』の「リモートメール」の愛用者でいらっしゃいます(過去インタビュー記事参照PCからのみ)。

たまにお忙しい著名人の方でリモートメールを使っていただいている方がいるのですが、忙しいからこそリモートメールの威力を発揮するのかも知れません。
(すいません、最後宣伝になっちゃいました(笑))

チームラボと猪子さん

July 12, 2007
米国の大リーグのオールスター戦でイチローがランニングホームランを含む3打数3安打の大活躍でした。

オールスター戦でのランニングホームランは史上初ということで、さらに逆転となる本塁打、やはり魅せてくれますね。素直に尊敬します。

さて、今日はとある雑誌の取材で、先日『hirog』でご紹介した福野さんとお会いする機会がありました。

西麻布にあるお洒落なバーで行われた会談には、他にもこのバーの社長や大手企業のベンチャー責任者の方も同席されたのですが、もう1人チームラボの代表の猪子さんもいらっしゃっていました。



チームラボの猪子さんとは、5年ほど前にVC主催の会合で名刺交換をさせていただいたのが最初で、面白い会社だなと思って私が先方オフィスを訪問してからの知り合いで、その後も何度かお会いしていました。

本日お会いした際に「久しぶりですね」と声を掛けたら、私のことを最初分かっていないみたいでショックでした。(笑)
あとから「全然思い出しました」と言ってくれたのですが、当時はいつもスーツで髪も長くて前に降ろしていたので、出張帰りで私服でオールバックの私は全く別人に見えたそうです(笑)。

チームラボ自体は、学生ベンチャーで受託開発から始まっているのですが、最近は次々に新しい発想のサービスを世に送り出している注目企業です。
チームラボ率いる猪子さんは、東大応用物理学出身という異色のIT経営者で、ユニークな発想と人間性で、これまた注目する経営者です。

雑誌取材の会談はさておき、その後に残った我々のフリートークがとても楽しかったです。

猪子さんは、現場重視の会社運営や個性豊かなスタッフの話をしてくれたのですが、大変興味深く聞かせてもらいました。
特に、現在『fonfun』の組織力をつけたい、と考えている私にとってヒントになることが多くありました。

また、猪子さんは、仕事以外の文化や環境問題に関しての関心も高く、今日は「原子力」と「オール電化」について熱い議論を展開していました。

福野さんや猪子さんはじめ、日本にもしっかりした若い経営者が増えていることを実感して、今後のIT業界はエキサイティングになるかも知れない思ったら、なんとなく嬉しくなった1日でした。

中国の学生寮事情

July 11, 2007
中国では、以前の『hirog』(純朴な学生)で触れたように、大学生は一般的には寮生活で、アパート暮らしは珍しいケースです。

次第に日本のようにアパートが主流になって寮生活はマイナーになるんだろうな・・・と思っていたところ、最近中国の教育部が校外のアパート暮らしを原則禁止する規定を発表しました。
それによると、3年以内には全寮制に引き戻すとしています。

その理由として「学生の安全確保」、「学校側の管理を容易にする」、「学生間のコミュニケーション」を挙げていますが、2年前に校外暮らしを実質的に容認してきた方向からは逆行するもので、学生達の反発が予想されます。

中国は広いので、田舎や遠方からはるばる都会の大学へやってきた学生にとっては、右も左も分からないですし、経済的にも安価なため、寮が重宝するのは分かるのですが、何年か経てば自主性やプライバシーも大事になってくるので校外に暮らしたいというニーズも高まっています。

私もこれまで中国のいくつかの学生寮を見たことがありますが、一部屋4人以上が一般的で、かつ衛生的にも好ましいとは言えないものが多かった気がします。

確かに中国の学生は本当に真面目で勉強一筋という感じなので、アパート暮らしが増えると勤勉さが失われて学力の低下が懸念されるというのはあるのかも知れませんが、中国の政策はいつも突然決定・通知されるので、学生達は戸惑いを隠せないようです。

学生の中からは「寮の消灯時間が早いので勉強が十分にできない」のようなもっともらしい不満や、「恋人と過ごす時間が少なくなる」という正直な意見まで反応はさまざまだそう。

最近、中国の若い人達の性生活の乱れや性病の増加が問題視されており、背後にはそういう部分もあるのかも知れません。

フランスのスパイダーマン

July 10, 2007
「フランスのスパイダーマン」、このニックネーム、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

世界の名だたる高層ビルによじ登り、世間を騒がせているフランス人です。



フランスのスパイダーマンことアラン・ロベール氏は、5月31日にスパイダーマンの衣装に身をまとい、中国の超高層ビル(金茂ビル(グランドハイアットホテルとオフィスの複合した88階建てのビル))を命綱無しで登り切ったそうです。
グランドハイアットは、高さ420メートルと言われていますが、それを素手でわずか30分で登ったとか。

もっとも、許可を取らずに登ったため、頂上から降りてきたところを警察に取り押さえられ、5日間の拘留と国外退去処分を受けたそうです。

アランさんは、これまでにも、米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビル、パリのエッフェル塔、ポルトガルのバルコ・ダガマ・タワーなど過去10年で70以上の高層ビルに登頂成功したとか。
ちなみに、マレーシアのツインビルには、二度挑戦し、二回とも警察などに制止されて失敗しているそう。

彼は、登っている最中に報道関係者に携帯で電話をしたり、パフォーマンスをしたりするそうで、まさに命知らずといった感じです。
何の予告もなしに登るため、ビルの中にいる人は相当驚くそうなのですが、それが面白いとコメントしているとか・・・。
登山家とは異なるミーハーな動機なんでしょうか。

そんなアランさんは45歳。その発想とバイタリティは並外れです。
世間を騒がせたり法律に違反するのはどうかと思いますが、その度胸と行動力はすごいなと思います。

個人株主からの意見

July 09, 2007
うちの会社では、個人株主さんから電話やEメールでお問い合わせをいただいた場合には、原則としてIR担当の者からお返事をさせていただく形を取っていますが、電話の場合は内容を報告してもらっていますし、Eメールの内容には私が必ず目を通しています。

当然のことなのですが、個人株主さんの反応は株価の上下が如実に表れます。
株価が下がると「死ね」とか「夜道に気をつけろ」とか過激な内容のメールを頂戴したりします。

もちろん、こういったメールを目にすると、その瞬間は嫌な気分になるのですが、貴重な財産が減ってしまった人のことを考えると、言葉は別としてその気持ちは理解しないとと思うようにしています。

昨夜は、匿名の個人株主さんからEメールが入っていました。
その方は『hirog』を読んで株主になっていただいたようなのですが、ネットビレッジ時代からうちの会社のことはずっと知っていただいていると書いてありました。

その方からは
「成長戦略が描き切れていないのでは?」
「Mobile++はどうなっているのか?」
「リモートメールに依存しすぎではないのか?」
「大株主は変わらないのか?」
などのご指摘がありました。

こういった内容を拝見すると、さすが『fonfun』に詳しい方だな・・・と思います。

『fonfun』の個人株主は、大株主を除いて、昔からずっと持ち続けていただいている比較的ご年配の方々と、ネットなどで短期で売買されている若い方々の大きく二つのグループに分けられるような気がしています。

冒頭のような過激な発言をされるのは後者が多く、お電話で問い合わせをいただくのは前者が多いように思います。

昨夜メールをいただいたような方やネットの掲示板などで頻繁に発言いただいている方は、『fonfun』の事業内容や戦略を理解いただいたうえで比較的長く保有いただいている数少ない方々だと思われます。

こういった方々からいただくご指摘やアドバイスは参考になることが多いので、できるだけ謙虚に受け止めるように心掛けています。

ちなみに、昨夜メールいただいた方からは特定のビジネス書のアドバイスをいただいたので、早速本日購入してきました(もっとも以前から気になっていた本だったのですが)。
明日から出張なので、移動中に読んでみようと思います。

たなぼた

July 08, 2007
今日(昨日)は、7月7日、七夕でした。
そのためかどうかは分からないのですが、街中には浴衣姿の女性を見掛けました。

七夕については昨年の『hirog』(七夕)で触れたので、ここでは触れませんが、私はなぜか「たなばた」と聞くと、いつも「たなぼた」を連想してしまいます(笑)。

「たなぼた」とは「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略で、「努力することなしに思いがけずに幸運が舞い込んでくること」のことです。

私はこれまで「たなぼた」と言ってすぐ思いつくような出来事は経験したことがありません。

私が社長に就任したときに、周り(社外)で「たなぼた」と言っている人達がいた、ということを耳にしたことがあります。
実際は、一度は就任を断ったぐらいで、あの時の切羽詰った状況を知っている知人達からは「火中の栗を拾うことはないのでは?」と言われていて、私にしてみれば清水の舞台から飛び降りる覚悟で引き受けた感じだったのですが・・・(笑)。

それはそれとして「たなぼた」というと、これまた私は「建前」を思い出します。
「建前」とは正式には「上棟式」とか「上棟祭」と言われ、家を建てるときに、骨組みが出来上がって棟が上がったときに行われる儀式です。

本来は施主が職人をもてなして上棟への感謝と今後の工事の安全を祈願するものですが、田舎の場合には、近所の人達への気持ちを表すために、イベントをします。

仙台の慣習としては、棟の上に色のついた旗を立てて、「今日は建前をやりますよ!」という告知をします。
そうすると近所の人達(特に子供)が集まってきて、大工さんが棟の上から施主が用意した「5円玉」や「紅白の御餅」を撒くのです。



私の実家は仙台市内にあるのですが、そこは大手ゼネコンが開発をした大型の団地で私の家はかなり初期に建てたので、その後周りに次々に家が建てられ、まさに毎週のように「建前」がありました。

私はそれが何よりの楽しみで、御餅はおやつになったし、お金はお小遣いになっていました。

私は社会人になった頃は、住宅メーカーで設計・監修をしていたわけですが、東京では「上棟式」をやっても、内輪だけで杯を交わすような形が多く、なんとなく残念でした。

それが印象に残っていたので、自分が家を建てる頃には、お金持ちになって、近所の子供達に大判振る舞いをしようと心に決めていたのですが、実現は難しいのかも知れません・・・。

砂漠化

July 07, 2007
先日中国の砂漠化のニュースで、世界遺産の「莫高窟」が埋没の危機にあると報道していました。



私が以前初めて砂漠化の話を聞いたときには、人間の力ではどうしようもないもののように思えてぞっとしたことを覚えています。

地球の陸地は30%と言われていますが、そのうち「砂漠」(年間降水量が200mm以下)は1/3を占めるといわれています。
世界の砂漠化は毎年6万平方キロメートルのスピードで進んでいると言われており、これは九州と四国を合わせた面積に匹敵するのです。

現在、砂漠になりそうな地域は、陸地の1/4にも相当すると言われていて、サハラ砂漠の砂漠化は急速・深刻で、このまま進めばアフリカ大陸は砂漠大陸になると言われています。

ちなみに中国では、砂漠化が刻々と北京に近づいており、黄砂は深刻な問題になりつつあります。(私が北京をあまり好きではない理由はそこにもある)

中国政府は砂漠化防止に毎年2億5000万ドルを投資して植林などを進めているのですが、回復までにはあと40年はかかると言われており、必要な資金は300億ドルにも及ぶと言われています。

砂漠化は地球温暖化問題とも密接な関係があります。
地球の表面温度が上昇することは砂漠化を促進することになるし、砂漠化を防止するために緑地化をすることは地球温暖化を防ぐ効果もあるからです。

「京都議定書」というキーワードは、温室効果ガスを削減していくというものですが、世界各国が一丸となって解決していかないと事態はなかなか改善していかないのではないかと思います。

民間企業やNPO団体の活動も出てきるのも事実です。
ただ、例えば中国では経済の発展で企業は急速に利益をあげつつありますが、中国の民間企業で環境問題に真剣に取り組もうという姿勢のある企業はみたことがないので、その辺も少し不安です。

企業のモラルとSOX法

July 06, 2007
ここ最近「中国の頭髪を使った醤油」といい、「ミートホープ社の偽装ミンチ」といい、にわかに信じがたいニュースが世間を騒がせています。

まずは、中国の毛髪醤油。
中国政府が行った一斉調査で180ヶ所の食品加工工場に重大な違法行為が認められて、工場閉鎖命令が出されましたが、その中に人間の頭髪を使って醤油を生産していた工場があったそうです。

以前『hirog』で「中国の毒入り歯磨き」のことについて触れたことがありましたが、醤油に人間の髪を使っているというのには呆れるばかりです。

頭髪を使った醤油と大豆を使った醤油の味はほとんど素人には分からないようで、日本でも戦時中には作られていたというから、さらに驚きです。

毛屑を10%の塩酸の中に入れて24時間煮詰めた後にろ過して苛性ソーダで中和すると醤油ができるそう・・・。書いているだけで気持ち悪くなります。

一方のミートホープ社。
豚の内臓を混入したミンチを牛肉ミンチと称して販売、水道費節約のために雨水で冷凍肉を解凍、精肉機の安全弁を外して稼動させて従業員の指が切断、従業員
全員の解雇通告・・・など、こちらも常識では考えられない有様です。

社長は開き直って「安物を買う客も悪い」と発言したとも言われていますが、本当だとしたらぞっとします。

前者は政府の食品監督部門と業者との癒着が原因と言われており、後者は社長の考え方や会社の体質の問題ですが、いずれもモラルに関する問題だと思います。

これらの記事を読んでいて、CSR(企業の社会的責任)や内部統制というのをあらためて考えさせられます。

最近、我々経営者の間ではJ-SOXについて話題にのぼることがあります。
J-SOXとは一言でいうと「財務報告に関する内部統制」であり、会社が会計処理について不正やミスが起こらない仕組みをきちんと取っているか?ということですが、これもまた昨今の企業の粉飾決算や不祥事が後押ししているものです。

先日『fonfun』でも外部コンサルによるキックオフミーティングみたいなものがありましたが、内部統制に求められるものは、ますます大きくなってきています。

本来、こういった法規制などが無くても、問題が起きないようにできればいいのですが、冒頭のような企業が存在する限り、なかなかそうはいかないのでしょうか・・・。

ひもの屋

July 05, 2007
今日は珍しくスタッフと飲みに行ってきました。
決算、総会とイベントが続いていたため、夜にスタッフと食事に行くのは本当に久しぶりのことです。

スタッフが気を使ってくれて、場所は私の家の近くの千歳烏山にある「ひもの屋」。
この居酒屋チェーン店、以前から名前が気になっていたのですが、「ひもの」が特に好きなわけではない私は、メニューがひものばっかりだったら・・・と思って一度も足を踏み入れたことはありませんでした。

実際入ると雰囲気が良くて、メニューを見てみると実に様々でしかも安い。
まず、お通しが何種類から選べるようになっていること、中ジョッキのビールの大きさにビックリ。

料理は量が少なくておいしくないのかな・・・などと半信半疑になりながらも、スタッフが1人遅れてくると言っていたので、最初につまみに私の好きなマグロとカンパチの刺身を頼んだら、切れ身が大きくて、しかも味もおいしい。

思わず、料理を持ってきてくれたスタッフに「いい感じですね〜」と声を掛けたら、そのスタッフがカウンターに戻るなり店いっぱいに聞こえるような声で、「お客様に「いい感じですね〜」とのお言葉をいただきました〜っ!」と叫ぶではありませんか・・・。
なんか、とても楽しい気分になりました(笑)。
家も近いので今度また行こうと思います。

さて、スタッフとの話ですが、内容は書けませんが、久しぶりに色々と本音ベースの話ができました。
スタッフの視点からだと、そういう風に見えているのだ・・・と思うところが多く、非常に参考になりました。
結局4時間もお店にいたので、ついつい私もしゃべりすぎてしまいました(笑)。

スタッフも色々と会社のことを考えてくれていることが良く分かりました。
皆の期待に応えるためにも、現在課題となっていることを解決してより良い会社になるため、全力を尽くして頑張りたいと思います。

fonfunもどき

July 04, 2007
すいません。表題は決して「もどき」ではなく、うちの会社とは全く違う発想で命名したものだと思うのですが、適当な表題が思いつかずに「もどき」になってしまいました。・・・と最初に謝っておきます。

『fonfun』という社名にしてからかどうかは分からないのですが、似たような名前を目にすると敏感に反応するようになりました。
いくつか紹介します。

最近広告を目にしたのが「fanfun」、正式には「fanfun 815T」といい、ソフトバンクモバイルの新携帯端末の名前です。

東芝が製造しているこの「fanfun 815T」は、300種類のきせかえパネルで好みの携帯をコーディネートできる携帯端末。

本体のカラーバリエーションが12色あるのに加えて、背面用パネルが300種類、底面用パネルが20種類と、豊富なオプションがあり、パネルはプラスチックだけではなく、革やファーといった、素材自体が異なるものもあるそうです。

また、ディスプレイやボタンの着せ替えができるインナーシートも別途用意されるとか。
これらの組み合わせで、なんと2億4,000万通りのバリエーションになるようです。

ちなみに、この「fanfun」という名称は、「fancy」や「fun」といった単語をイメージしてつけられたそうで、主なターゲットは女性。
やはり小文字の「f」は女性っぽいのでしょうか・・・。

うちの『fonfun』も「fonfan」とか間違われたり、宛名で「Funfon」と大文字が入ったりということが往々にしてあります。
スタッフの中にも社名の略称を「FF」としていたことがあったのですが、私の中では「エフ」はあくまで小文字で略称は「ff」だと出張していて、今はやっとそれが浸透してきた感じです。

「FF」だとファイナルファンタジーみたいですし、「ff」だと「フォルテッシモ」にもなり、女性っぽいイメージよりも力強い感じが出て好きなのです。

話がそれてしまいましたが、同じ「fanfun」では、岡山に「fanfun.jp」という子供服のショップもあるようです。

また、私自身登録した覚えが無いのですが、送られてくる映画関連のメールマガジンで、「funforfan」というのがあります。(http://www.funforfan.jp/)

「ファン・フォー・ファン」と呼ぶこのメルマガ、「ファンのための楽しみ」とか「ファンにとっての喜び」という意味なのでしょうか。
これも何かの縁かなと思い、なんとなく購読解除できずにいます(笑)。

いずれにせよ、『fonfun』とどことなく似た名前って結構あるのだな、とあらためて思いました。

Eメールの善し悪し

July 03, 2007
うちの会社は、ネット系企業ということもあって、業務連絡はEメールで行われることが圧倒的に多いのですが、あまりにも依存しすぎている部分もあり、注意しなくてはならないと思うことがあります。(自戒の意味も込めて)

隣にいる人にもEメールで連絡したり、緊急の場合でも電話ではなくEメールを使ったり・・・という極端な例もみかけます。

Eメールは幾つかの問題があります。

まずはミスコミュニケーション。
送り手はEメールを送ったことで、相手方はその内容を知っていると思い込んでいます。
逆に受け手は忙しくてメールを読んでいなかったり、自分に関係ないと思い込んで内容を読まなかったり、見落としていたり、することもあります。

そうすると間違いなくミスコミュニケーションが起こります。
全員へ送ったメールなどは開封を確認するのは容易ではありませんが、特定のメンバーでのMTGのお知らせや急な予定変更などは、相手に確認するという作業を行った方がいいと思います。

また、言いにくいことをEメールで伝えるケースも多くあります。
Eメールは往々にして、対面で話すよりも口調(文調!?)がきつくなりがちです。
言いにくいことこそ、対面で行わないと溝は深まる一方のような気がします。

次に見落とし。
特に最近はジャンクメールが非常に多いので尚更です。
今のパソコンに替えた時に、ジャンクメールを排除しようと心に決めて、都度フィルタリングをかけていたのですが、フィルタをかけてもかけても、相手は品を変え手を変え送ってくるので、まったく「いたちごっこ」です。

特にメーリングリストは良い標的となります。
最近は「件名」もかなり凝っているので、パッと見は、業務用のメールと勘違いすることも少なくありません。
ir、prなどのどこの会社でもありそうなメーリングリストは、ジャンクメールが多すぎて本物まで見落としてしまうことがあります。

あとは不毛なやり取り。
一つのメールの内容について、何度も質問と回答が繰り返しなされることがあります。
これをメーリングリストでやられた場合、当事者以外の人達は迷惑以外のナニモノでもありません。
特に、これが口論のようなやり取りだと、周りの人達の気分を害すること必至です。

電話や直接話せば瞬時に済むものを、無駄に数日かけてやり取りしているのを見ると、「何やってるんだ?」と憤りを感じることがあります。

Eメールの利点として「ログが残る」ということもありますが、体系的にログが蓄積されるわけではないので、それであれば他のログを残す方法を考えた方がいいかも知れません。
ちなみに、私の知り合いの会社では、グループウェアに一本化してEメールを原則禁止にしたそうです。

仕事は人と人とのコミュニケーション。
Eメールは相手の都合の良いときに読める(時間の邪魔にならない)というメリットはありますが、業務連絡はEメールでもいいかも知れませんが、報告とか相談はできれば対面で行うようにしたいものです。

コスト削減の落とし穴

July 02, 2007
本日本屋の前を通ったら、以前から表題が気になっていた本があったので、衝動買いをして、近くのコーヒーショップで読んでみました。

そのタイトルは「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」というもの。
スペインでベストセラーになったビジネス書(!?)だそうです。



単に私がゴルフをやらないので、この書籍が「やらなくてはいけない」ということを示唆しているものかも知れない、というのが購入した動機です。

実際読んでみると、内容はあまり表題とは関係なく、正直期待した程のものではなかったのですが、いくつか参考になるフレーズがありました。

一つ目は、「業績や競争力のアップに必要なコスト削減はするべきではない」という部分。

コスト削減をすれば一時的には赤字幅を小さくしたり、利益を積み増しすることができます。
ただ、コスト削減には「無駄な費用を見つけてカット・節約する」のと「本来必要なものを我慢・削減する」という2種類があります。

これらを一緒くたにしてしまうのは危険で、後者は一時的にどうしても仕方がない場合を除いて、本来はしてはいけないことだという自覚をすることが必要だと思います。

同じくよく勘違いしてしまうのが「コスト削減により利益を調整して満足してしまう」パターンです。
売上が達成できなさそうになると、本来予算で組んでいた人員増強や広告宣伝費を使わずに利益でつじつまを合わせるのです。

もちろん、これは悪いことではありません。
会社は株主に対しては利益を出すことが使命です。
例えば『fonfun』も経常利益と営業キャッシュフローを重要な経営指標としていますので、社長である私が株主に対して最も意識しているのは利益であることは間違いありません。

ただ、現場では「売上を増やすこと」にもっともっと執着してほしいと思っています。
ストレートに言って、コスト削減をすることよりも売上を増やすことの方が難しいですし、売上を増やさなければ将来の業績拡大の傾斜角は小さくなるのです。

例えば、技術力が競争力の源泉になっている会社が、研究開発費を無くしたり、技術人員を削減したら、将来の商品開発の目はなくなってしまいます。
「戦略上必要なものには投資する」勇気が時には必要だと思います。

もう一つ、本に書いてあったことで参考になった部分。
これは私自身に対して自戒の意味を込めてあえて書くのですが「かたくなせいで失敗するのはNG」ということ。

難しいことをして失敗、もしくは一生懸命にやって失敗をした場合には、仕方がないのですが、思い込みが強かったり、うまくいかないことを他のせいにして、続けて失敗をしてはいけない、のです。

時には撤退する勇気も必要だということですね。
私も性格的に多少頑固なところがあるので、注意しなくてはならないと思いました。

フランスでのスリル

July 01, 2007
今日車を運転していて裏道を通ったら、あまりにも細くて車が曲がれず、かといって戻ることも出来なくなり、しばらくそこに立ち往生してしまいました。

そのとき、ふとフランスでの出来事が頭に浮かびました。
以前、南フランスを中心に10日間のドライブ旅行に行ったことがあります。
そのときレンタカー屋で車を借りれたまでは良かったのですが、発進してから行き止まり道に入ってしまい、バックをしようと思ったらギアをバックに入れてもバックできないのです。
かといって、ドライブモードに戻しても前に進むだけで正面の壁が一歩一歩近づいてくるだけ・・・。

この時は異国の地で周りに人もいなかったので、さすがに私も動揺してしまい、どうしていいか分からなくなってしまいました。

結局、人を探してその人に教えてもらってやっとバックができたのですが、原因はバックにギアが入っていても、レバーのボタンを押しながらバックをしなければいけなかったのです。
慣れない外車は手強いと思いました。

このフランス旅行、宿泊やレストランの予約からレンタカーの手配まで、全て日本から自分がフランス語のレターを出して手配していたのですが、ホテルに予約が入っていなかったり、フライトの手違いがあったりと結構スリリングでした。
今考えると大胆なことをしたなと思っています。

おまけにフランス人にフランス語で話しかけたら、「英語で話してくれ」と英語で返されたときにはかなりショックでした(涙)。

最終日には、ニースからパリに入って、パリから東京へ帰国する予定でした。
車をニースで返却しなくてはならなかったのですが、エーゲ海沿いの道が渋滞していたこともあり、ニースにギリギリに到着、レンタカー返却場所が分からずに探し回っていたら、本当にギリギリになってしまいました。

飛行機に乗り込んでひと安心したものの、パリでの乗り換え時間を30分しか取っておらず、ニースからパリ便が遅れたのと、パリの空港でのトランジットの行き方が良く分からず、結果パリから東京へ帰国する便のフライトの客を1時間も待たせてしまいました。

今思い出してもかなりお恥ずかしい出来事です。

また機会をみて、『hirog』でこのフランス旅行についてお話したいと思います。